『言葉のもつ意味』

⁂10はすべてを含む「完全」を現す。ピュタゴラスなどのギリシャ人やヘブライ人の間では、10は完成された宇宙の数としてとらえられてきた。また、10(1+0)は1に還元される数であり、原初の状態へ再生する力を持つ数字といわれてる。
⁂10はその数の中にすべてを含み、それらを一つにまとめ安定させていく完全なる力を意味するため、神や王国と結びついてきた。また、物事の完全なる姿や、あらゆるもの・すべてのものを意味するため、神の栄光や神の力の象徴といわれている。
⁂カバラでは、10は「王国」を意味し、すべての物質、すべての精神、宇宙のあらゆるものを含む要素のすべて、全人類、全宇宙を現わし、完全性や神の栄光としてとらえられている。
⁂sight 見地、見解、光景、視野, 視界, 見える所 視力、視覚、見る能力 見る[見える・目に留まる]こと 視野、視界、見える範囲 景色、眺め、見え(てい)る物 見所、名所◆通例、sights 〈話〉みっともないもの、だらしない格好 〔銃や測量器の〕照準器 〔銃や測量器の〕目標、狙い 近い将来、間近 意見、見解 〈米方言〉多数、大量
※参考文献あり

この二つの言葉から連想される様に、源点へ帰る。再生する思いを持ちつつ、森羅万象すべての完全な姿の中の今、あることを、体現すべく、見る人にたくさんの視点から感じていただける、ジャンルや枠を超えた光景という意味も含めこの名前に至る。
体現するものは、その都度形や形ないものを、身体を明け渡した状態で表現し、
その姿は、生きることそのものを体現しており、衣食住すべて、民族すべて、歴史すべて、宇宙すべてを調和した中で体現する。
テンサイトダンスは、舞、唄、言葉、踊り、人間の身体本来のそのものを活用して表現し、リズム、波動と、一体になって行うものである。
それぞれの光を体現すること、内側と、外側の完全な繋がりをその時々の環境と共に現すこと。
そしてそれらは、みな、愛の元に一つ、源とつながる生命の踊り。
完全意識のダンス
テンと天。天は宇宙。
10は完成をイメージするから「球体」、テンサイト思想は地球思想
テンサイト。 天彩都。
完成の光景。
長女を出産後、宮古島にて出会った麻絹のドレスを纏い、Hip hop/Jazzなどのストリートダンスと神事、祈りが和合した新たなスタイルで活動し、国内外の聖地で奉納。
それらは、形を大切にしつつ、形ないすべて、を常に今に聴く、感じることから始まる。
シンプルにバランスの中で、リラックスしながら。。。

『宇佐美聖子の踊りにある根源』

私の踊りは、小さな頃に習っていたジャズダンスやバレエ、そして20歳から始めたストリートダンスがベースにあること。ビートにのって各部位を組み合わせてリズム乗って踊ることができるようになったことが、今のダンスに通じており、いわば、言葉のない体の言葉を表現できるようになった。
そのころも、全てのジャンルが大好きで、音楽も分け隔てなく好んで聴いてきた私には、ジャンルを固定して踊ることができず、極める、という点では各ジャンルの基礎、をとにかく反復することがすきで、そして、動きそのものを追求するよりも、一人一人の醸し出す雰囲気、やgloove感を見て、感じて、自分に取り入れ、研究していたりした。それと、体という生き物に対する興味。それも小さい頃から変わりなく興味のあること。人がどういう感情の時に体がどう反応するのか、や、どことどこが連動しているのか、や、それらを組み合わせて遊ぶ。音楽に乗せて表現する。
音楽に関しても、耳で聞く、体で体現する、それらの音域と幅広さに魅了されていったのは、ストリートダンスに出会えてから。
ストリートダンスからコンテンポラリー的思想を自分でも追求している中で、衝撃的な出会いがあり、コンテンポラリーを少し学んだことでさらに、リズムを捉える枠の幅が広がり今に至る。

ある意味リズムの中であり、外でもある表現を自由に体現するようになった頃、よく近くの神社に行っては、心を無にしてそこに立ち、体を自然に委ねている、そんな遊びをするようになった。
目を閉じて、風を感じたり、鳥の声を聞いたり。そこに繰り広げられる、また違った世界を感じ始めたのはその頃。
今でも忘れないのは、ふっと足元から流れる、エネルギー的なものを感じた瞬間に、まるで自然に体が動き出したそんな体験をしたことだった。

それ以来、自らが「踊る」ことを辞め、自然に出てくるものに委ねて体現するようになり、生活全てにそれらを感じた上で、生きることにフォーカスしていった。
その中で、自主公演を行い、今のスタイルである衣食住の即興舞台に至る。
生きる全てが私にとっての踊りだったこと、そして、自然に委ねてあるがままを信頼すること、それを大切に紡ぐ舞台である。

そんな風に導いてくれた中に、天然石の存在は外すことのできない存在。
石 は、地球そのものの、過去からつながる叡智を私に思い出させてくれた。たくさんの氣付きをくれた。

衣食住の心地よいものセレクトショップ、を経営しつつも日常の全てで踊る生活をしている中、自主公演や、各地での出演、神社や仏閣などでもありのままの、その時を体現させていただくようになり、私の踊りを見ていただいた際に何人もの方から踊りの名前はないのですか?と問い合わせが続いた。
名前をつけようとしても、思い浮かぶものでもない、この踊りは、自分、が踊るというよりも、自然と共に全ての源とつながり、降りてくるものを体現するというものだから。
それは、歌や言葉や音、体。全てで体現するその時に必要な何か、に対するカタチであり、カタチないものである。
ある日、名前をください。と、心の中で問いかけたところ、3日後にふと頭の中に、「テンサイト」と出てきたのがきっかけで、この名前をつけることになる。
「テンサイトダンス」の、始まりだった。

『繋がり、そして進んでいく』

ある日、それも不思議な話だが、踊りをまだ見たことのない、お店に来てくださるお客様から、
「ハワイに行き感謝の気持ちを踊りにして表現したい。どうしても、聖子さんに踊りを教えて欲しい」
と言ってただいたことから、プライベートレッスンをすることになり、一体何をするのだろう?とお風呂の中でボーッとしていたら、頭の中に「型」のようなものが浮かんできた。
自然にこうやって、こうやって、次はこう、、、と、頭の中で完成したその「型」をその日に体現し始め、その方へお伝えしたことから始まって、今ではワークショップなどで、希望者が現れた時に自然にお伝えさせていただいている。
実践すればするほどに、自然につながることのでき、体と心がひとつにジョイントしている感覚があるこの「型」をこれからも大切にしていきたい。
宇宙からのギフトとして。

その中でも私を支えてくださったたくさんの方々と、私の一部になって体現することをサポートしてくれた作品を手がけてくださった方々がいる。

ひとつひとつのストーリーを書けば書ききれないほどに、毎日奇跡が詰まっているのは、
それらの方々の命の結晶と共に生きていられるから。
私=あなた
それを本当に感じていられる今に、心から感謝してこれからも、今までを大切に、進んでいきたい。

 

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